Be Given

「葉、いい加減にしなさい。」
「え〜良いじゃんかよ、後ちょっとだけ。」

此処は出雲にある麻倉家敷地内…ではなく、東京都内にあるふんばりが丘の外れにある民宿「炎」。
粉雪舞うこの季節、本来ならこちらが里帰りで出雲に帰らねばならないところ、 肝心の張本人が風邪を引いてしまい、行けなくなったのだ。
お正月頃には帰れると一応伝えてあったのだが、待ちきれなかったのか、 母親である麻倉茎子は、わざわざこちらまで上京してきた。
許婚であるアンナが青森へ里帰りしている最中だったため、幸いであったとは言える。

だが肝心の張本人である麻倉葉は気が重くて仕方なかった。
ただでさえ早く帰郷する為に治そうと己を急かしていた挙句、 間近に来られてさらに別の方向から急かされてしまう羽目になったのだ。
そうなるともう何もかもどうでも良いように感じてしまう。
元来ユルユルがモットーである彼にとって、その考えに転じてしまうにはそう長くは掛からなかった。
気を取り直したところで、年末特集恒例の番組を見ようと、 テレビの前にかれこれ一二時間は居座っている。
それも風呂上り。
当然母親として心配するのは当たり前である。

「だめです。また熱が上がったらどうするの?ちゃんと寝てなさい。」
「そうだよ、お前その手の風邪に弱いんだから。」

一つは自分の背にいる母・茎子のもの、もう一つは後片付けを手伝っていた兄のもの。
双子だから彼と自分が似ているのは当たり前なのだが、二人ともどちらかと言えば母親似である。 そして兄の腰ほどまであるその長い髪のせいか、 どうしても二人の母親に言われているようでもどかしい。
実際、二人の後姿は身長こそ違うものの殆ど同じといってよい。
親子以上に姉弟の方がしっくりとくる位だ。(と葉は思っている)

「…ちぇっ何だよ、二人してオイラばっかり。」
『葉殿はお風邪を召しておられるのですから、無理はなさらぬよう。』
「阿弥陀丸まで…」

 葉の持ち霊である600年前の侍の霊である阿弥陀丸。
主君に忠実な侍である彼ですら、自分の行動に茶々を入れる。

『皆葉殿のことを心配しているのでござるよ。』

 そんな事は始めから分かっている、分かっているからこそもどかしいのだ。
これ以上何か言われる前に、早々に手を打った方が良さそうだ。

「…分かったよ。ちゃんと寝てれば良いんだろ。」

 渋々承諾し、机の上にあるリモコンを手に取り、赤い電源ボタンを押す。
その瞬間に目の前のその黒い箱からブチンッという鈍い音が聞こえた。



与えられたもの



「さてと、そろそろ後片付けをし始めなきゃね。うっかり鍋焦がしちゃったし。」
「あっそれなら僕がやっておくよ。母さんは葉を見ててよ。」
「でも…」
「放っておいたら、また音楽聴きながら畳か布団の上で寝こけちゃうからさ。」
「そうね…でも良いの?その焦げっぷりだとなかなか大変よ。」
「僕が行ったら、またあいつ文句ばっかり言うからね。」

微かに微笑み、そう言って机にあった数個の食器を母の手から奪い取り、キッチンへと向かう。
その途中で歩みを止め、少し母の方へと振り向く。

「病気の時は母親の看病が一番だろ?」

目を少し細めて笑みを作る。
その顔は先日まで見せていたあざけ笑いのそれではなかった。
もちろん憂いのそれでもない。
彼が本来持つ優しさを象徴するような笑みであった。
茎子は初め目を見開いたが、すぐに母親の顔に戻った。

「…じゃあ、お願いしようかな。よろしくね、ハオ。」

そう言って両手が塞がってしまった彼の代わりに襖を開けた。
その促しを受けて、彼は居間から去ろうとした。


『よっ葉殿!!まだ髪の毛が濡れているでござる!!』
「大丈夫だって。寝付くまでには乾くって。」

風呂から上がってから随分経つのに、葉の肩ほどまである黒髪はまだ少し湿り気を帯びていた。
恐らく軽く水気を取っただけで放っておいたのだろう。
風邪を引いたのも、それが思ったより長引いているのも面倒臭がりな葉の性格のせいだろう。

「だめよ、葉。ちゃんと乾かしてからじゃなきゃ。」
「うぎゃっ!!なっ何するんよ、母ちゃん!!」
「ちゃんと頭を拭いてあげてるのよ。」

背後から沸いて出たようにいきなり現れた茎子は、肩からかけるスポーツタオルのような布で、 ゴシゴシと息子の頭を拭き始めた。

「やっやめろよ、オイラもう16だぞっ!!もう子供じゃないんだからっ」
「その割には子供っぽい事ばかりしちゃってるくせに。」

廊下に半分ほど体を預けてこちらを見ている兄が不敵な笑みでその動向を伺っていた。

「なっ…///オイラ、別にこんな事一人で出来るぞっ!!」
「だったら、寝る前にちゃんと拭いておきなさい。母さん、今から風邪薬取ってきますから先に部屋に行ってなさいね。」
「…はぁい。」

母親と兄の両方に言いくるめられてしまえば、どうやったって敵うはずがない。
(いや、恐らく葉はこの二人にはどうやったって敵わないだろう。)
不服そうな顔をしながらも、葉は渋々階段側の襖を開けて部屋へと向かい始めた。
勿論、先ほど言われたとおり髪の毛を拭きながら。
茎子はその様子を見届けた後、隣の部屋へ薬を取りに行った。
ハオは一瞥を投げただけなので一部始終は見なかったが、 廊下を伝って聞こえてくる微かな声と二つの階段を上る音を聞いて、 二人の顔も感情も手に取るように分かった。
もっとも、彼には考える必要など無いのだが。


キッチンからは流しに流れ込む水の音が、静かな空間に何処か寂しげに響いている。
それは単に、此処には彼一人しか居ないからだ。
ちなみに、一人という表現は正しくは無い。
何故なら、この家の至る所に、既に多くの霊達が住み着いているわけだからだ。
その中でも一際違う動物霊…いや、既に精霊と化しているモノが彼の傍らに現れた。

「どうした?」
『いえいえ、葉王様がこちらにいらしたので覗きに来たのですよ。』
「…そんなに面白いか?僕が洗い物をしているのが。」

彼の傍らに現れたのは、簡潔に言うと男物の着物を着たトラ猫。
二本足で立っている上に尻尾が二本ある、つまりネコマタである。
それは長年霊として暮らしてきた証でもある。

『確かに、珍しい光景ではありますが、小生、そのような事は…』
「お前も相変わらずだな、マタムネ。」
『葉王様こそ…あの頃とお変わりありませぬ。ただ…』
「…ただ?」
『小生と初めてお会いした頃のように、優しい目をしておられる。』
「ふっ…ははっ…何を言い出すかと思えば、そんな事か。」

自然とハオの表情が緩む。
昔馴染みと称せばいいのか分からないが、彼らの付き合いは長い。
どちらもその魂はおよそ千年前のもの。
付き合い云々のものでもないだろう。
かつての主とその持ち霊、いや、その頃は主をお守りする為、 主から巫力を受けていた御霊神なのだから。

『そんな事ではありませぬ、小生にとってはとても大事な事でございますよ。』
「…っ、そうだろうな。」

 自分の事を言われているのだけれど、あまり実感というものが沸かない。
何せ自分にある記憶はおよそ千年、千年前ですらつい最近のように感じるのだから、 ここ数年の事は一瞬で過ぎ去ったと言ってもいいのだから。

ハオ。 現代で彼のことを称するなら、葉という双子の弟を持つ日本にあるシャーマンの名門麻倉家の長男である。
他にも彼を称する言葉はあるけれども、現在その言葉を使うのはあまりに残酷すぎる。
地球の歴史から見れば、彼はおよそ千年前、麻倉家の始祖である麻倉葉王の二度目の転生した姿だ。
千年前の彼は「人類を滅ぼし、シャーマンだけの世界を作る」という野望を抱き、 五百年に一度開かれる、グレートスピリッツ(以下G・S)を従える世界の救世主シャーマンキング(以下S・K) を決めるトーナメントであるシャーマンファイト(以下S.F.)に参加する事を決めた。
G・S(グレートスピリッツ)S・K(シャーマンキング) だけが持ち霊にすることが出来る、全知全能の精霊王。
姿を持たない魂の集合体だが、ただの魂の集まりではなく、地球全ての魂の源であり、 全ての魂が帰る場所。
地球56億年の記憶そのものというべき存在なのだ。
その力を持ってすれば、世界を再構築する事も全てを無にすることも決して不可能ではない。
S.F.(シャーマンファイト)はそれだけ大きな力を秘めたモノを争う 戦いでもあるのだ。

キングの座を求めた葉王のその恐ろしい野望を食い止めるため、 同族・麻倉家は総員でこれを誅殺した。
だが、陰陽道を極めた彼には無意味な事であった。
陰陽道最高術である「泰山府君の祭」の秘義をもって、己の生命さえも自在に操るまでに至っていた彼は、 その後二度の転生を果たした。
一度目は五百年前、ファイトを運営する一族・パッチに転生し、 パッチ族だけが持つ五大精霊の一つ、「スピリット・オブ・ファイア」(以下S・O・F)を手に入れた。
五大精霊とは、G・S(グレートスピリッツ)の一部だった各魂の特性を抽出し、 完成した偉大な自然霊のこと。
S・O・F(スピリット・オブ・ファイア)は、 骨も、魂も、あらゆるものを焼き尽くしてしまう程に強力な炎の力を持つ、最高の火霊なのだ。
そのボディはG・S(グレートスピリッツ)と同種の魂の集合体で形成されているため、 魂を吸収すればするほど、その力が増していくのである。
つまり、S・O・F(スピリット・オブ・ファイア)の力を強くするためには 多くの魂を必要とする。
最強のシャーマンと言われた彼が二度の転生で奪った命は計り知れないといえる。
そしてそれと同時に、自分に忠実な部下を集めていったが、 その陰で協力の意志を示さない者をほぼ惨殺。
そのため多くの者から憎まれており、彼を倒すためにS.F.に参加した者も少なくなかった。
その中で、恨みや憎しみを持たず、彼に向かっていったのは、他でもない現世の彼の双子の弟、 麻倉葉であった。

シャーマンの名門・麻倉家の少年である彼の望みは何も考えずにゆったりと暮らしていく事。
楽な生活を望み、キングを目指すのも皆が楽になれるようにという、 兄とは全く正反対の考えを持っていた。
勿論兄だけでなく、S.F.に参加している者の殆どとは違った考えでもある。
ハオに対抗する大きな勢力のうちの一つ、X‐LAWSのボスであるアイアンメイデン・ジャンヌの持ち霊で あるシャマシュ(メソポタミア神話の太陽神)を取り込んだS・O・Fを従え、 もはやS.F.の意味はないと言い、ファイトを放棄しG・Sを守る十祭司たちを切り抜け、 キングだけが行ける星の聖地へと足を踏み入れた時も、ただ純粋に彼を止めたいと思ったのだ。

G・Sを得たハオの力は圧倒的だった。
葉とその仲間である蓮、ホロホロ、ファウスト、竜、リゼルグ、チョコラブたちが一斉にかかっても、 全く歯が立たなかった。
既にその心を閉ざし、己を奮い立たせ、 全てを終わらせようという考えに至ったハオにはなんのも迷いも無く、 狂ったかのように力の圧倒差を見せ付けた。
彼にとって己の存在や考えを否定するもの全てが憎らしく、全く容赦しなかった。
傷ついた仲間たちを背に必死で戦った葉、その様子をファイト参加者たちも見守っていた。
そして皆の思いが一つになった時、奇跡というべき事が起こった。
葉の元に、皆の思いが力となった輝かしい光が集まり、ハオに匹敵する大きな力を与えた。 暖かい、皆からの思いがこもった力は、想像以上の威力を発揮した。
凄まじい攻防の中、勝利の栄冠を手にしたのは葉だった。
阿弥陀丸の刀・春雨がハオとともにS・O・Fを貫き、 ファイトが中断したのは今からもう半年ほど前の事だ。

『葉王様…?』
「あっいや、何でもないよ。この前の事ちょっと思い出しただけだから。」

その言葉を聴いてマタムネは少し怪訝そうな顔をした。
無理も無い、彼がG・Sの元から再びこの地へと戻ってきたのはつい最近、 力をつけた葉が自力で呼び出したのだから。

『といいますと…?』
「僕が葉に倒された時の事だよ。あの時は参ったなぁ…ははっ」

特に気にしていないとでもいう風な口ぶりにマタムネも一瞬戸惑ったが、直ぐにその意味を理解し、 主と同じ表情になった。

『本当に良うございました。小生はとても嬉しいですよ。』

そういって傍の台の上に座り、愛用のキセルをふかし始めた。
ハオもその様子を見届けた後、再び視線を手元に戻した。

あの時、自分は葉にその体を貫かれた。
始めはそう思ったのだ。
だがその後確認してみると、自分の身体には傷一つ無かった。
貫かれたのは身体ではなく、己の穢れた魂だったのだ。
その昔、自分が麻倉葉王と名乗っていた頃は、世は飢え、病気に苦しむ民が蔓延し、
その原因を作っている貴族たちの強欲な権力争いが繰り広げられた時代であった。
“霊視”能力を持つ己の心には、世に生きる人々のあらゆる負の感情が流れ込み、結果、 心を鬼に食われた。
失った心の隙間に潜んだ負の力に犯され、人類滅亡を目論み、数々の残虐な行為を重ねてきた。
その黒く染まった心を、その剣が魂から引き剥がしてくれたのだ。
だが、再び心を失った僕は己を見失った。
魂が身体の中にあるのか、あるいは空をさ迷っているのかすら分からなかった。
その経緯を知った時には、全てが終わっていた。
辛うじて覚えている事は、暗闇の中にいた自分を光の中に引き込んでくれた葉の優しい笑顔だった。
後でその事について葉に聞いたところ、こう答えてくれた。

おめぇの魂は綺麗なままだったのに、心がそれを蝕んでいた
だからそれを切ったんだ
でも切り取ったままじゃ、またそん中に同じように悪い心が生まれる
おめぇは心が読めるから、負の感情に犯されやすいしな
だからもうそんな事が起こんねぇように、G・Sの中におめぇの魂を置いてきたんよ
あの中だったら、人間から負の感情が流れ込んで来ねぇし、周りが魂の集合体だから 新しい心作るのも簡単だろ?
何より、あそこが魂が安らぐのにはちょうど良いからな
切っちまう時には、一緒に身体も切っちまうんじゃねぇかってちょっと心配したけどさ…
オイラは、自分の力信じてた。
皆から貰った力はそんな為にあったんだって
それに、おめぇだったら大丈夫だって…何でか分からんがそう思ったんよ
でもそれからが大変だったけどな
えっ?何でかって?
またS.F.が始まってそこで勝ち進んでオイラがS・Kにならんかったら、
一体誰がハオを迎えに行くんよ?
おめぇが生きてる事知ってたのはオイラだけだったんだぞ?
ていうか、もしキングになった奴に言ったって誰も引き受けてくれそうに無かったからな
第一、オイラがおめぇを置いてったのに、他の誰かがその場所分かるわけねぇだろ?
おいらが迎えに行ったから、今のおめぇがいるんだからな
…だから、少しは感謝しろよな

そうだ、葉が僕を助けてくれなかったら、僕は今でも闇の中をさ迷って、 また次のS.F.の時に転生して、再び同じことを繰り返すところだったんだ。
今思えば、葉はその為に生まれてきたのかもしれない。
僕の半身として、僕の弟として、麻倉家の一員として…
この身体に転生した時の記憶なんて殆ど残ってないから分からないけれど、そう思うんだ。

そんな風にハオが思案していたその時、 その表情を見て何かを感じたマタムネはふと『葉王様?』と声をかけた。

「ん?どうした?マタムネ。」
『…いえ、何でもありませんよ。』
「何だよ、言いたい事があったらちゃんと言いな。」
『……。』

マタムネは言おうか言うまいか少し戸惑いを見せたが、その言葉を辛うじて飲み込んだ。

『……服の裾、流しのせいで濡れておりますよ。』
「えっ?…あぁっ!!本当だっ!!」

ハオが着ていたワイシャツは、その裾をズボンの中にしまわずに出しておいたものだから、 洗い物をしている最中に飛んだ物や流しの壁を伝ってきた物のせいで、かなり湿っていた。
そりゃもうビショビショと言えるほどに。
それに気がつかないほど没頭していたようだ。
もっとも、洗い物の方か思案の方かは謎であるが。

「弱ったなぁ…母さんがなんていうか…よし、早いとこ済まして風呂に入ろう。洗濯機に入れてしまえば気づかないだろ。」

そう言って止めていた手を再び動かし始めた。
その様子には、つい先日まで他のシャーマンを圧倒していたあのハオの面影は微塵も無かった。
マタムネはその様子をまじまじと見、そのまま気づかれないようにその場を去った。
もう何も心配する事もない。
ただ自分はこの方を信じ続ければ良いのだ。
昔そうしていたように。

そんな風に思い、彼が辿り着いた所は此処民宿「炎」の屋根の上。
そこに辿り着くと既に先客が居て、夜空を見上げていた。

『おや、マタムネ殿。どうしたでござる?』
『いえいえ、小生少し風に当たりにきたのですよ。』

二人(という表現は正しくないかもしれないが)は並んで屋根の淵に腰掛ける。
それ以上特に会話を交わすことなく、ただ星が輝く夜空を見渡しているだけ。
互いに主君に仕える身、お互いの心境は限りなく近いものだから、特に何かを尋ねる必要もない。

葉王様…小生がこちらに戻ってくる間に何があったのかは存じません
ですが、あなたのお顔を拝見し、小生もう何も不安に思うことなどありません
今のあなたが幸せであることは重々承知
全て葉さんの計らいなのでございましょう?
小生、何時何時までもあなたのお傍にお遣え致しますよ
なに、案ずることはありませぬ
きっと葉さんがこの世界をもっときれいに住み心地良くしてくださいます
葉王様が望んだ、平和な世界に…




fin.



僕が書いた「初☆双子誕生日記念」でございます
その割りに双子の出番が少ないぞ?と思われた方、正解です
実はこの話が当初の予定とかなり違った方向で終わったことに最近気が付きました
最後は双子のラブ×2で終わる予定だったんです、この話
ビックリしたのは書いた本人です
あらすじを書いた紙をこの間発見して唖然としました…

一応マンキンを知らない方が読んでも、ある程度は分かるようにと工夫したんですが…
やっぱり上手く行きませんでした(苦笑)
ごめんなさい、稚拙な文章で…(汗)

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